臨書の世界

古今寄りの名書を臨書する 

送上人  臨劉長卿

孤雲將野鶴, 孤雲 野鶴を將る

中國書道史を臨書する 明 祝允明 

草書七言律詩軸夜月

中國書道史を臨書する  明 祝允明

草書七言律詩軸夜月

臨 広川王妃母太妃侯造像記

臨 広川王妃母太妃侯造像記

臨 広川王妃母太妃侯造像記 (1)

チベット記 24 終にダウン。

今日からのシガチェ行き、期待で興奮し過ぎたのか、 或いは、連日の白酒のせいか、 昨夜、息苦しくなり、そのうちに、心臓がドッキンドキンと高鳴り始めた。 横になると動悸が激しくなって横になれない。 結局、一睡も出来ない。 カードの保険内容を見ると、…

チベット記 23 ラサ湖畔

ラサ河の畔に出る。 山に緑がない、川の水は緑色だ。 この辺りからもポタラ宮が望める。 ポタラ宮はまさにラサのシンボルだ。

チベット記 22 西藏博物館

ラサ博物館、 ここは見応えがある。 チベットの歴史文化が年代順に、丁寧に陳列されている。 岩画に描かれた文字に近い絵。 祭礼で用いられる仮面 美しい仏像に魅せられる。 美しい陶磁器、実に見事だ。 正直言ってこれほどの名品が揃っているとは夢にも思わ…

チベット記 21 ノルブリンカ

「ノルブリンカ」は宝(ノルブ)の庭(リンカ)という意味である。 代々のダマイ・ラマの離宮だ。 ダライ・ラマ14世もここで生活していた。 当時としては珍しいトイレ付きシャワールームなどがある。 邸内は静かだ。 観光客は殆どいない。 二人連れの白人…

チベット記20 セラ寺

ラサの北方8kmのほどにある。 ガンデン寺、デプン寺とあわせてラサ三大寺院のひとつでもある。 15世紀にジャムヤン・チュジェ・サキャイェーシェーが創建した。 岸壁を背にして規模の大きなお寺、 最盛期には5500人もの僧侶が居たそうだ。 多田等観、…

チベット記19 小昭寺

旧市街をゆっくり歩いてへ小昭寺向かう。漢族からは小昭寺と呼ばれるが、 チベット人はラモチェ寺と呼ぶ。 646年頃に吐蕃の文成公主によって建立された。 余談だが、 2008年3月14日のデモの出発点となった。 多くの市民が殺害され多くの僧侶が逮捕されている…

チベット記18 バルコル(八角街)、 ラサの旧市街。

もう一度ポタラ宮を遠望して広場に戻る。 このジョガンの周囲がバルコル(八角街)と言って、 ラサの旧市街なのだ。

チベット記17 ジョガン(大昭寺)2

釈迦牟尼の堂内は凄い混雑だ。 釈迦像に頭を擦り付け念仏を唱える。 チベットは勿論、中国各地からの信者がこの釈迦像をお参りに来る。 一人一人それをやるから大変だ。 長い行列は想像を絶する。 やがて、若いお坊さんが交通整理を始める。 一人一人の頭を…

ちベット記16 ジョガン(大昭寺)

7世紀後半の吐蕃時代の古寺だ。 当時強大だった吐蕃王国は唐に婚姻を迫り、唐の皇女をむかい入れた。 ジョガンの本尊「釈迦牟尼像」は、 皇女文成公主が641年にチベット王ソンツァン・ガンポに嫁ぐ際に持参してきた、とされる。 早朝からジョガン前の広場に…

チベット記15 チベット記デプン寺

ラサの西北12km、車で一寸の距離。 ポタラ宮の前まで此処が政教の中心だった。 広大な境内の中央にある大集会堂の前まで車で入り込む。 最盛期には10000人の僧侶でにぎあったという。 お堂の中、 おびただしい四角の長い木柱がそそり立つ。 一尺程…

チベット記14 ポタラ宮のトイレに慄く

ポタラ宮を詣でる老若男女、チベット全土から集まってくるのだろう。 屋上からのラサ、 四方に山が迫る。 さて、下図は何か判るだろうか。 これがポタラ宮の大小のトイレだ。 これに耐えられる日本人は何人居るだろうか。 ポタラ宮前の広場に下り立つ。 今は…

チベット記13 ポタラ宮

いわずと知れたラサの象徴だ。 東西360m、南北300m、高さが115mの宮殿。 その威容がラサを睥睨している。 建設は7世紀に始まったが、 1600年代、ダライ・ラマ5世の権力化でほぼ完成したとのことだ。 1969年、ダライ・ラマ14世が亡命…

チベット記12 みんな左回りだ

広場はチベット人たちで賑あっている。 人並みが出てくる方向へ進む。 殆どの人が逆の方向へ進んでいる、左周りだ。 お参りしている人達の様だ。 皆、手に手に、何と言うものなのだろう、ぐるぐると回しながら、 ブツブツと念仏を唱えながら一心に歩く。 泥…

チベット記 11 ラサの街は思ったより大きい

緑色の河が流れる。 その河が幾筋にも別れ、また一緒になって河原がだんだん広くなる。 周囲の山には木というものが見られない。 砂と岩の山々から流れ出す土砂が堆積して出来た盆地がラサ、と思う。 ラサの街は想像してたよりも大きい。 ポタラ宮の前を通る…

チベット記11 いよいよラサへ向かう

いよいよラサへ向かって飛び立つ。 やがて、昨日の梅里雪山(だろうと思う)が見えてくる。 その向こうにこの世を隔てるように、 厳しくそそり立つ雪山の絶壁、 そんな雪山の間間に川があり道がある。 こんなところにも生活が有るのだ。 雲海の上に岩石を置…

チベット記10 モソ人の建蔚と再会

夕方、建蔚と連絡が取れた。 もう7年来の朋友だ。 今回、彼女が家族とラサへ行くと聞き、便乗させて貰う事になったのだ。 彼女、彼女の母上、父上、伯父さん、彼女の恋人の父上が一同に会す。 モソ人は中国の四川省と雲南省の境にある瀘沽湖の辺りに住む少数…

チベット記9 香格里拉の市場

美味しいと聞いている此処の地酒が飲みたくて市場を覗く。 奇妙な格好をしているのはバター?チーズ? 縦に並ぶ白い筒のような物はバターを作る道具だそうだ。 果物、野菜、惣菜は並んでいるが、地酒のビンが見付からない。 万屋のような店のお爺さんに聞い…

チベット記8 香格里拉

夢留雪山、白茫雪山、 バスは険しい山河を越え、香格里拉に近づく。 この盆地に出た昔の旅人達が安堵で胸を撫で下ろす、 そんな気持ちが伝わってくるゆったりと静かに広がる盆地、 将に桃源郷だ。

チベット記6 梅林雪山にお別れ

翌早朝、 自分でも「よくまあ!」と感心するくらいにくっきりと目が覚める。 人間の欲望とは不思議なものだ。 やっと、電話のある場所を探し電話するが返事がない。 何回か電話したが駄目だ、彼の運ちゃん、眠り込んでいるらしい。 諦めて、タクシーを捜すが…

チベット記6 遂に梅林雪山が目前に

徳欽の街は谷間にあり、梅里雪山は全く見えない。 夕方の梅里雪山が見たい。 さっき来た道を5,6kmも戻れば梅里雪山が良く見える場所がある。 タクシーは、さっき来た道を更に前へ進む。 眼前に梅里雪山が全貌を現わす。 飛来寺、此処が梅里雪山を眺める…

チベット記5 遂に梅林雪山!!

梅里雪山が秀麗な姿を現す。 標高6740m、 雲南省の最高峰だ。 男性的な白茫雪山に比して女性的、 私にはそう感じる。 女神、穏やかに辺りの山々を労わり配している。 華麗だ。 これで目的は達した。 谷底にへばりつく様な徳欽の町に入る。 さて、宿はど…

チベット記4  更に更に梅林雪山に向かう

峠の向こうから白茫雪山がニョキニョキと姿を現す。 驚いた事に、 この辺りで野宿をした友人がいる。 しかも、昆明から此処まで自転車を漕いで来た。 当時はもう少し雪が有って、 手前の谷間を雪を踏んで登ったらしい。 簡易テントの中で夜を明かしたが、 前…

チベット記3 更に梅林雪山へ向かう

長江の上流辺りで休憩 雪山が見え隠れしだす。 忽然と左側に飛び込んできたのは夢留雪山(?)。

チベット記2 梅里雪山へ向かう

8時半出発。 一番前の席に陣取る。 次々に変化する景色に堪能だ。 日光の七曲がり?のように大きくループを描いて登り降りるのだが、 1kも行ってくるりと廻ってまた1k、スケールが違う。 そんな繰り返しをして標高を詰める。 と思うと、遥かに見える谷…