臨書の世界

古今寄りの名書を臨書する 

唐招提寺 御影堂

御影堂は閉門、
鑑真和上にはお会い出来ないのだ。

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外から中を覗う。

 

萩が真っ盛りだ。
奈良の壁に萩が良く似合う。

 

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彼方此方を歩き回って、鑑真和尚御廟へ向かう。
と、この苔の見事さ。
秋篠寺の苔を思い出す。

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55歳にして日本へ渡る決意をし12年目、6回目にしてようやく日本に辿り着いた鑑真
その凄まじい執念、意志の強さには、ただただ、頭が垂れるのみである。
一礼して、木漏れ日に一際美しく映える苔の輝きの中を引き返す。

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さあ、次に唐招提寺を訪れるのは何時のことになるだろう。