臨書の世界

古今寄りの名書を臨書する 

初秋の奈良 東大寺

東大寺
聖武天皇が国力を尽くして建立し国威を確立したが、
その一方で、
大規模な建設工事で国の財政事情が悪化し橘奈良麻呂の乱など大衆の不満を招いたとされる。



折から何かの催しだろうか、変なものが大仏殿の両脇に立っている。
何か意味、意図が在るのだろうが門外漢にとっては、
これを目立たないように写真を撮るのが大変なのだ。



大仏殿は過去二回兵火に遭っている。
信じられない話だが、大仏様が野ざらしにされた時期があったのだ。
今の建物は三代目、元禄から宝永年間に再建されたものと言う。
一代目の建物に比べ間口は三分の二に縮小されている。

不思議なことに大仏様は撮影が自由、
考えてみると当然だと思う、他がおかしい。
減るものでは無し。
確かに、絵画などはフラッシ光が悪さをするらしい。
撮影自由となるとなかなか良い写真が撮れないものだ。













私の写真力では、まあ、こんなもんだろう。
大仏殿の前、心地良く芝生が広がっている。





一歩外へ出ると鹿が寄って来た。