臨書の世界

古今寄りの名書を臨書する 

アモイ  客家10

 

 

あッと言う間に三日間が過ぎた。

 



最終日。
簡さんがアモイのまで自家用車で送ってくれる。
彼は、運転しながら宿の手配、明日の飛行機の手配を済ませる。
有能な彼は、目下、家を新築中だそうだ。
この四日間で一か月分以上の収入を得ている。
機転が利いて、話題も多く、顔も広い、益々商売繁盛間違い無しだ。


バナナの並木通り、おばさん達が、
走っている車に向かい鈴なりのバナナを両手に掲げる。
簡さんが値切って値切って買った一房を皆でほうばる。
30個位有るだろうか、3元で売ったおばさんもブツブツ言っていた。

夜、タクシーで、
アモイで一番美味しい海鮮料理店」
を探し当てる。

 





 



新鮮な海鮮料理でアモイでの最後の夜を惜しむ。
伊勢海老の刺身と蟹が美味しい。

 

最後の最後は、露店で駄目押しの一杯だ。

アモイ 客家 おわり