臨書の世界

古今寄りの名書を臨書する 

銀山温泉散策 2

食事前に温泉街を歩く。
心なしか此処の河鹿は穏やかに鳴く。
温泉街と言っても13軒の温泉宿。

 

 

 

 

 

 

最近出来た足湯に浸かる。
電線も地下に埋めたらしい。
近代化の中で、
大正年間の町並みの風情をそのまま伝承して行こうとしているのだろう。
それはそれで大変な事だ。


「いとうや」の若女将は7代目だそうだ。

 

山菜が並ぶ。



何が何だか判らないが、名前を尋ねてみた。
あいる、うるい、くわだい、うど、くどけ、竹の子、
ばっけ(ふきのとう)、うど、あけびの新芽。

岩魚の叩き、月山の筍。
尾花沢牛のしゃぶしゃぶと牛刺寿司。

 


夜の銀山温泉
ガス灯が灯ると大正時代に戻る。










朝7時出発、「いとうや」の本女将の運転で大石田駅へ。
昔は、この辺りの人間は40歳くらいまでしか生きられなかったそうだ。
大石田は琴の若の出身地、
彼が勝つと夕方6時に花火が上がったのだそうだ。


終わり