2013-08-09 出羽三山記 (5) 月山。やっと車がすれ違える山道を登り切ると月山8合目、弥陀ヶ原のお花畑が延々と広がる。ニッコウキスゲの黄金色が眩しいばかりだ。 幾種類もの高山植物が短い夏を貪る様に咲き誇る。叫んでいるようでもある。花の知識に乏しいのが悲しい。突然、霧に覆われる。と、また突然霧が晴れ鶴岡の町が山懐の向こうに広がり、鳥海山も穏やかな稜線を現す。夏雲や羽黒月山湯殿山ベンチに腰を下ろすと、足元をオチョボ?が駆け巡る。