臨書の世界

古今寄りの名書を臨書する 

成都記 6  四姑娘山1

6時半出発。
幾つかホテルを廻って20人乗り位のバスがほぼ満員。

綺麗に整備された高速道を軽快に飛ばす。
都江堤の付近を通る。
パンフレットには、都江堤を遠望、とあったが、
残念、道路工事中で別の道を通ってるとのことだ。
広い谷間に巨大な橋桁が建設中、高速道路らしい。



4,5時間走って、昼食休憩。

 

険しい山道を走ったかと思うと、上高地のような谷間を行く。
雪山がチラホラ覗き出した。

いつの間にか眠ったようだ。
「ウオーッ!」
と言う喚声で眼が覚める。
凄い!
眼前に龍が臥して入るような雪山が連なる。
「これが四姑娘山?」
とガイドに尋ねる。
「いえ、これは龍臥山」
















大河の様に氷河が流れる、豪快だ。

 

更に車は進む、大きくジグザグを描いて、斜めに、又、斜めに、
日光の七曲どころではない。

大きな峠、巴朗峠4523m、を越えると、
仙人が住むような幽厳な山並みが現れた。
これが四姑娘山だ。