臨書の世界

古今寄りの名書を臨書する 

初秋の奈良 二月堂

車で細い道をどんどん上がって行くと三月堂と四月堂の真ん中へ出た。
二月堂は目の前、これにも吃驚した。













二月堂で燃やした松明が門の奥に飾って在る。
修学旅行の一行が押し寄せて来た。
「これが二月堂で燃やされた松明です」
ガイドがこんな説明をする、ガイドコースになっているのだ。





この車椅子の女性、私が二月堂に登って彼方此方写真を撮って戻ってきた時も同じポーズだった。
この二月堂の風景を眺めて何を感じたのかお聞きしたいものだ。





お水取りのお水は遠く?何処からの国からのお水なのだそうだ。
だから、お水取りの日だけこの扉が開く。







二月堂から東大寺大仏殿を望む。
向こうの山並みは生駒だろう。



5年前、此処で出遭った潤んだ瞳の女性、今は何処で何をしてるだろうか。







二月堂の階段を下りると長谷寺が頭を過ぎる。





もう一度じっくりと二月堂を見納める。



つづく