臨書の世界

古今寄りの名書を臨書する 

2019-08-01から1ヶ月間の記事一覧

チベット記 22 西藏博物館

ラサ博物館、 ここは見応えがある。 チベットの歴史文化が年代順に、丁寧に陳列されている。 岩画に描かれた文字に近い絵。 祭礼で用いられる仮面 美しい仏像に魅せられる。 美しい陶磁器、実に見事だ。 正直言ってこれほどの名品が揃っているとは夢にも思わ…

チベット記 21 ノルブリンカ

「ノルブリンカ」は宝(ノルブ)の庭(リンカ)という意味である。 代々のダマイ・ラマの離宮だ。 ダライ・ラマ14世もここで生活していた。 当時としては珍しいトイレ付きシャワールームなどがある。 邸内は静かだ。 観光客は殆どいない。 二人連れの白人…

チベット記20 セラ寺

ラサの北方8kmのほどにある。 ガンデン寺、デプン寺とあわせてラサ三大寺院のひとつでもある。 15世紀にジャムヤン・チュジェ・サキャイェーシェーが創建した。 岸壁を背にして規模の大きなお寺、 最盛期には5500人もの僧侶が居たそうだ。 多田等観、…

チベット記19 小昭寺

旧市街をゆっくり歩いてへ小昭寺向かう。漢族からは小昭寺と呼ばれるが、 チベット人はラモチェ寺と呼ぶ。 646年頃に吐蕃の文成公主によって建立された。 余談だが、 2008年3月14日のデモの出発点となった。 多くの市民が殺害され多くの僧侶が逮捕されている…

チベット記18 バルコル(八角街)、 ラサの旧市街。

もう一度ポタラ宮を遠望して広場に戻る。 このジョガンの周囲がバルコル(八角街)と言って、 ラサの旧市街なのだ。

チベット記17 ジョガン(大昭寺)2

釈迦牟尼の堂内は凄い混雑だ。 釈迦像に頭を擦り付け念仏を唱える。 チベットは勿論、中国各地からの信者がこの釈迦像をお参りに来る。 一人一人それをやるから大変だ。 長い行列は想像を絶する。 やがて、若いお坊さんが交通整理を始める。 一人一人の頭を…

ちベット記16 ジョガン(大昭寺)

7世紀後半の吐蕃時代の古寺だ。 当時強大だった吐蕃王国は唐に婚姻を迫り、唐の皇女をむかい入れた。 ジョガンの本尊「釈迦牟尼像」は、 皇女文成公主が641年にチベット王ソンツァン・ガンポに嫁ぐ際に持参してきた、とされる。 早朝からジョガン前の広場に…

チベット記15 チベット記デプン寺

ラサの西北12km、車で一寸の距離。 ポタラ宮の前まで此処が政教の中心だった。 広大な境内の中央にある大集会堂の前まで車で入り込む。 最盛期には10000人の僧侶でにぎあったという。 お堂の中、 おびただしい四角の長い木柱がそそり立つ。 一尺程…