臨書の世界

古今寄りの名書を臨書する 

2012-10-01から1ヶ月間の記事一覧

GROUTTE DE FONT-DE-GAUME

あと一つだけ洞窟を紹介しよう。 GROUTTE DE FONT-DE-GAUME。 ここは予約制だ、着いたのが3時、4時半の予約が取れて一眠り。 客は6人、フランス人の若いカップル、 イギリス人夫婦と小学校高学年くらいの女の子、 ガイドが 「何語…

GROUTTE DE PROUMEYSSAC

直径が5、60Mもある大小の球体を達磨のように重ねた空洞 まるで達磨の胎内のような鍾乳洞、 天井から無数に垂れ下がる鍾乳柱、象の牙のように尖ったシャンデリア。 先端からは絶えず水滴が落ちている。 何億年も続く自然の営みは今も進行中なのだ。 時間…

rouffignac洞窟

フィニャック洞窟。 シベリアで凍ったマンモスが発見されるまで、 ここの洞窟の壁に描かれたマンモスがマンモスだった。 実際に、生きたマンモスを観た人間が存在したのだ。 2.5KMを大きな電動のトロッコで入る。 トロッコの終点からまだ8KMか10K…

レセジ

幾つかの小さな谷を花びらにした芯のように、 谷間にぽっかりと空が明るく開けたレゼジの街、 屋外のレストランで一服する。 ゆったりと煙草を吹かす旅人達。 この付近は古代洞窟の宝庫だ。 公開されている洞窟だけでも数箇所、非公開、未発見を含めたら無…

ラスコー2

案内書にラスコー2と書かれている理由が現場に来て初めて判った。 30年ほど前、一人の少年と三匹の犬で発見されたラスコー、 一万年もの間人類との接触の無かった洞窟に描かれた先史時代の壁画、 芸術としか言いようも無いその絵画に魅せられて押し寄せた…