臨書の世界

古今寄りの名書を臨書する 

2013-12-01から1ヶ月間の記事一覧

続昆明記 13

大理での大失態フビライによって攻め落とされるまで、500年間に渡り雲南の中心地として栄えた大理、8.9世紀頃の地図を見ると、大理国は、ほぼ、日本の同程度の面積がある。4000m級の山々に囲まれた耳の形をした「ジ(サンズイに耳)海」と言う大…

続々昆明記12−1

水掛祭り新年節の最終日、いよいよ水掛祭りが始まる。パンフレットには正午開始とあったが、窓から見ていると、朝から水の掛け合いが始まっている。]居ながらにして窓から祭りが全貌できるホテルに陣取っている。昆明に来る度にお世話になっている邱さんが気…

続々昆明記11 西双版納 タイ族女性の髪飾り

水掛祭りの期間中、近郊から西双版納、正確に言うと、西双版納の中心である景洪へ、人が押し寄せる。とりわけ、曼听公園へ人が集まる。誰も彼もが取って置きのお洒落をし、新年を祝う。公園の中心に立派な仏教寺院がある、ここも彼等の信仰の中心の一つなの…

続々昆明記10

西双版納のジノー族午前中、私は授業、その間Bは専ら美味い物を求めて辺りを彷徨している。午後、合流して一緒に食事をするのだが、彼は肉食、それもゲテモノばかり、そんなゲテモノをツマミにビールを飲むのも慣れて来た。そんな日が幾日か続いて、彼は麗…