臨書の世界

古今寄りの名書を臨書する 

2014-05-01から1ヶ月間の記事一覧

続昆明記26 爨宝子碑

その「爨宝子碑」の実物が見たくなった。「爨宝子碑」は、昆明から西北へ150km程の曲靖に有る。曲靖は雲貴高原の中部に位置し、古来、中国中央部から雲南への陸路の要所である。孔明の南征以来、唐代の初めに至るまでの約五百年間、雲南の政治、経済、…

続昆明記28 昆明散策 東寺 県華寺

昆明の、殆ど、ど真中に、東寺塔と西寺塔が有る。近年、近日公園として大整備中の一角,京都の東寺との係わり合いはなさそうだ。こちらの東寺塔は南詔国時代(824-874)の建立された石の塔だが、清時代に地震で崩壊し再建された、40m余りの高さだ。東寺塔と…

続昆明記27 麗江・ナシ族民家の宴会2

日が沈むと、二人の小母さんがナシ族の唄を歌いだした。 星空に哀調のある調べが響き渡る、コブシに特徴が有り、何処か日本の民謡に通じるところがある。元気のある調べに変わった、私を歓迎する唄だそうだ。お返しに、私が佐渡おけさを歌うと、皆が、「ナシ…