臨書の世界

古今寄りの名書を臨書する 

チベット記 24 終にダウン。

 


今日からのシガチェ行き、期待で興奮し過ぎたのか、

或いは、連日の白酒のせいか、

昨夜、息苦しくなり、そのうちに、心臓がドッキンドキンと高鳴り始めた。

横になると動悸が激しくなって横になれない。

結局、一睡も出来ない。

 

カードの保険内容を見ると、

24時間、医者の手配等をしてくれると書いてある。

真夜中、カウンターまでやっと降りて、

電話をしようとするが、国際電話は出来ない、とのこと。

エレベータは止まっている。

やっと、四階まで辿り着く、

動悸が激しく、暫く廊下でうずこまる。

救急車を呼ぼうかと思ったが、朝まで我慢する。

 

朝、建飛達が出掛けの忙しい時、

保険会社への電話、昆明に戻る予定切り上げのチケット購入、

の面倒を見て貰う。

 

残念ながら、シガチェ行きはキャンセルだ。

皆を送って、終日、ベッドに座り込む。

一日ウトウトしながらゆっくりして、

ビールを飲むと元気が出て来た。

滞在予定切り上げを早まった感じだ。

 

散歩に出る。

 

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二人の路上芸人、

一人は妙齢の女性、もう一人はオジサンだ。

女性の方は二重三重の人だかりが出来るが、

 

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赤い帽子のオジサンの方は、踊れども踊れども客が寄り付かない。

とうとうオジサンは座り込んだ。

 

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この女の子は、私がラサ滞在中、このような姿で終日路上に座っていた。

「お金が足りなくて退学させられた、援助してください」

と書いたビラを広げ、退学証明書も並んでいる。

たまにお金を渡す人が見られた。

 

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裏道を通って何時ものインターネットカフェ

何時もの女の子が居なくて、

店の若主人と恋人?らしいカップル、

 

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底抜けに明るい。

 

ジョカン広場の夜は早い。

ずらりと並んだ骨董露天は軒並み店を閉じている。

 

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広場の入れ口の焼き鳥屋だけが賑やかだ。