臨書の世界

古今寄りの名書を臨書する 

2012-11-01から1ヶ月間の記事一覧

中宮寺

裏の中宮寺、 聖徳太子が母・穴穂部間人皇后のために建立したと伝わる尼寺、 最古の尼寺といわれ、宮家の皇女が入寺される門跡寺院となっている。 また息を飲む。 国宝、木造菩薩半跏像。 言葉が出ない。 慈悲を具現化している。 人の美の極致、しかし、仏像…

法隆寺 夢殿

東大門から夢殿へ向かう。 この辺りの土壁の沿って歩く人々、 国宝、夢殿。 夢殿と救世観音は聖徳太子の祟りを鎮めるため作られた、とも言われる。 夢殿本尊は非公開中だ。

法隆寺 百済観音

聖霊院を過ぎ奥に大宝蔵院、 中心はいわずと知れた百済観音堂だ。 国宝、百済観音。 すらりとした肢体を見て、ハット息が止まる。 美しい! 肩からのなだらかな曲線は繊細にして優雅、 だらりと下がった腕、指先のあたりには艶っぽい倦怠感を感じる。 今や…

法隆寺 薬師三尊像、

金堂。 薬師三尊像、 渡来人の系統である止利仏師作との光背銘がある。 釈迦如来の両脇侍としては一般的に文殊菩薩・普賢菩薩であるが、此処の脇侍は寺伝では薬王菩薩・薬上菩薩と称している。 中央の釈迦如来、彼方此方で観る仏像とは何処か異なる、目鼻口…

法隆寺 五重塔

此処からの五重塔は天下一品だ。 西院伽藍に入る。 国宝・五重塔を間近に眺める、 面白いものを見つけた。

奈良 法隆寺

法隆寺境内で五重塔を見るのが最適と言われる西円堂に向かう。 西院伽藍に入らずに左の方、三経院という美しい細長の建物を左に見て、 一寸小高い丘を登ると六角堂、これが西円堂。 聖武天皇の皇后・光明皇后の母、橘三千代の創建と言われている。 西円堂の…

初秋の奈良  法隆寺

久し振りの法隆寺、ついこの間来たような気もするが、 指折り数えると、十何年振りだ。 此処の門前のアプローチを想い出した。 その昔は向こうの方から歩いてきたような気がする。 南大門の辺りで左右の壁、この壁見て一句捻ったことがあるがその句を思い出…

ドンムを観ないで死ぬのは..

広場に並んだ市で、リンゴとフォアグラを仕入れ、 LAURENCEにもう一度礼を言ってYHを後にする。 丁度、 広場に入ってきた車から降り立った40歳くらいの品の良い日本人女性が怪訝そうにわたしの顔を見て、直ぐ眼を伏せた。 「こんな所に日本人が…

Cadouinの修道院

翌朝食時、引率の先生に 「昨夜、写真を撮ったので、もし送り先が判れば、送ってあげますけど?」 やはり、ドイツの??市の合唱団だった。 彼等の中に、双子の女の子がいる、毎日、衣裳を変えているが、 二人とも全く同じ物に変えている。 衣服、イヤリング…

フランス ペリグー地方の旅 cadouin2

突然、あの歌声が響く、その声の方へ人が流れる。 バーの人達も立ち上がった、私も人の流れの後につく。 何時の間にか燃え盛っている大きなたき火の前で、 紺の上着に白いパンツに揃えた彼等がキチンと整列して歌っている。 たき火の反対側はお祭りの連中が…

フランス ペリグー地方の旅 cadouin

例の少年少女達はまだ帰っていないらしく、宿の中は静まり返っている。 日記付けたり、案内書をチェックしたりして、今日は早寝とするか、とは思ったものの、 広場のバーのおばさんの顔が見たくなって階段を下りる。 入れ違いに、ドヤドヤと彼等が帰ってきた…

フランス ペリグー地方の旅 cadouinに戻る

受付けに何時もと違う女性、20歳になってるだろうか。 色の白い目のパッチリした美人。 一寸、肉が多いかな、とても人懐っこい感じで笑顔があどけない。 CADUINのパンフレットの表紙にある回廊の場所を尋ねると、 「付いていらっしゃい」 とばかりに…

LIMEVIL

成るべく通ったことの無い道を選んだ帰り道で、また、奇麗な街を見付けた。 川幅50Mから100M位の二つの川の交流点、 ほぼ直角に真っ白な石の橋が掛かる。 この辺りの川では河原を余り見掛けない。 川岸一杯まで緑色の水を満々とさせて静かに流れてい…