臨書の世界

古今寄りの名書を臨書する 

玉川温泉

誰かが、
「此処まで来たら玉川温泉迄行ってみようよ」
と言い出した。
一応、乳頭温泉の湯も浴びた事だし、
「そうしよう」
と言う事に成る。
約一時間余り、青さが香るブナの新樹の森を走り抜ける。

玉川温泉に近づくと山々が白く染まっている、辛夷だ。



やがて大きな滝壺のような盆地が現れ、あちらこちらから湯気が立ち上っている。
駐車場は満杯、それでも2,3台待って入れる。
嬉しいのは駐車料が無料、
駐車を誘導している二人の男は朴訥だが愛想がいい。



 

 

茣蓙のような物を持った人が多い。
地熱で温まった地面で横になるのだ。
露天風呂に入っている人、足を突っ込んでいる人も居る。
アチコチの穴から蒸気や熱水が音を立てて噴き出している。
何かの治療に極めて有効だと聞いた。







熱水の温度は98度とあった。

キリタンポを齧る。