GROUTTE DE PROUMEYSSAC
直径が5、60Mもある大小の球体を達磨のように重ねた空洞
まるで達磨の胎内のような鍾乳洞、
天井から無数に垂れ下がる鍾乳柱、象の牙のように尖ったシャンデリア。
先端からは絶えず水滴が落ちている。
何億年も続く自然の営みは今も進行中なのだ。
時間のオーダーから見て、ほんの一瞬存在する人類が、
自然の営みのほんの一瞬を垣間見ているのかも知れない。
自然の創り出したシャンデリア、
それでなくとも華美なのに、更に色彩を添えた照明は演出過剰だ。