2013-04-30 初秋の奈良 室生寺 3 十二神将立像。如来の守り神として十二の方角を守る。鎌倉中期の作、無骨の中にゆとりを感じる。それにしても一つ一つが表情豊か、若干オーバーアクション?運慶作と伝えられる。 手持ち無沙汰そうにしていた案内の女性が出て来て教えてくれた。「ご本尊の後ろに一寸見えるのが帝釈天曼荼羅と言って国宝だよ、一寸観にくいけどね、ほら、此処から観ると一寸観えるよ」ぶっきら棒だが親切だ。この話を聞かなければ見逃すところだった。見事なものだ。帝釈天曼荼羅