臨書の世界

古今寄りの名書を臨書する 

続々昆明記12−1

水掛祭り

新年節の最終日、いよいよ水掛祭りが始まる。
パンフレットには正午開始とあったが、
窓から見ていると、朝から水の掛け合いが始まっている。]



居ながらにして窓から祭りが全貌できるホテルに陣取っている。
昆明に来る度にお世話になっている邱さんが気を利かしてくれたのだ。

正午、象を先頭に行列が始まる。



周辺の少数民族がそれぞれの衣装を凝らして、次々に隊列を組む。

     

長い長い行列が通り過ぎると人並みがメコンの川岸を目指す。
メコンの河川敷に数え切れないほどの出店が並ぶ。

 

 

一番広い場所を取っているのが遊園地、
広場の一角の路上に沢山の品物が転がっている、と見ると、
転がっているのでは無く無作為に並べられているのだ。
客が自転車のタイヤのような物を、その品物の方向のクルクルと投げ出す。

 

そのタイヤがコロリと止った時にそのタイヤの中に何か品物が入ればそれが頂ける。
そんなゲームだ、暫く見ていたが、成功する物は殆ど無い。
タイヤが外まで転がっていってしまったり、品物の角にのっかってしまったり、
仲々、一つの品物がスッポリと輪の中に納まることは無い。
大の大人が懲りずに何回も何回も挑戦している。
一回1元で上手くいけば100元位の物が取れるので皆真剣そのものだ。
一角では闘鶏、

 



川辺では豪快な花火が打ち上げられる。