臨書の世界

古今寄りの名書を臨書する 

法隆寺 百済観音

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聖霊院を過ぎ奥に大宝蔵院、

中心はいわずと知れた百済観音堂だ。
国宝、百済観音。
すらりとした肢体を見て、ハット息が止まる。
 

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美しい!

肩からのなだらかな曲線は繊細にして優雅、

だらりと下がった腕、指先のあたりには艶っぽい倦怠感を感じる。

今や国宝の百済観音像だがその伝来ははっきりしていないらしい。

海外も含め彼方此方を渡り歩き、平成10年、やっと此処に納まったのだと聞く。

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夢違観音、これも国宝。 

悪夢を良夢に替えてくれるという。 

良い夢を観たい!

そう願って暫く睨めっこをする。