2019-07-24 チベット記 11 ラサの街は思ったより大きい 緑色の河が流れる。 その河が幾筋にも別れ、また一緒になって河原がだんだん広くなる。 周囲の山には木というものが見られない。 砂と岩の山々から流れ出す土砂が堆積して出来た盆地がラサ、と思う。 ラサの街は想像してたよりも大きい。 ポタラ宮の前を通る。 威容を高々と誇っている。 白酒で改めて乾杯だ。 窓から眺めるラサは必ず山が視界に入る。 夕方、散歩に出る。 ポタラの方向へ歩いてつもりが反対へ来てしまった。 最近、方向感覚が鈍ってきた。 方向感だけは人並み以上と誇っていたのに・・ 大きな広場に出た。