チベット記15 チベット記デプン寺
ラサの西北12km、車で一寸の距離。
ポタラ宮の前まで此処が政教の中心だった。
広大な境内の中央にある大集会堂の前まで車で入り込む。
最盛期には10000人の僧侶でにぎあったという。
お堂の中、
おびただしい四角の長い木柱がそそり立つ。
一尺程の太さ、183本あるそうだ。
柱の先の方が細くなっている。
残念ながら、
ラサのどのお寺もそうだが寺院内は撮影禁止。
夜、例によって白酒でまず乾杯。
チベットでは鶏肉を食べる習慣は少ないらしく、
豚肉、羊肉、ヤク肉が主食に近い。
肉が食べられない私には食べるものが少ない。
肉さへ食べられればチベットの隅々まで彷徨でき、
野垂れ死にするも無いのだが、
悔しいことこの上ない。